熊本スチール工業株式会社
熊本県玉名市

第2天草瀬戸大橋

昨年年末まで製作していた天草連結構の写真を今回は載せています。
天草瀬戸大橋は天草本渡をはじめ航路をまたぐ橋桁で、大型クレーンや仮桟橋の設置が難しい場所で用いられる「送り出し架設」と呼ばれる工法で実施されています。
左側の建設済みの橋桁の上に航路上に架ける約90メートルの橋桁を載せて、オレンジ色の手延べ機と呼ばれる装置を付けて右側の橋桁まで6日間かけてスライドさせて渡し、その後に橋桁を降下させて前後を接続します。

写真の中央に見えるのが当社で製作した連結構です。
製作後はあまり見ることがないですが今回は4月に熊本のネットニュースに写真が載っていました。
天草瀬戸大橋は6橋からなり全長1148mです。
5月21日にすべての橋桁が1本につながる桁連結式があり現在は道路舗装・照明・防護柵の工事が進められ、今年度には完成開通が予定されています。

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